品質管理

三邦の屋根材は、JQA-QM6491 ならびにJIS A-6514 の認定を受け、厳しい管理の下で製造しているのでお客様の確固たる信頼を得てまいりました。 その信頼の品質をつくるための取り組みについてご紹介します。


ISO認定までの道程

株式会社三邦は平成13年4月に約半年間の準備期間を経て、JQA-QM6491の認証を取得しました。 取得以後、品質管理、業務内容は一変。それまでの断片的な業務は姿を消し、ISO9001本来の要求事項である会社の経営・運営システム全体が、一体化され(製造・営業・管理)の部門の相互関係が確立されました。 例えば、ユーザーからの要求事項が各部門で情報を共有化するようなシステムを確立することにより、全従業員が個々の課題を認識し問題点に取り組む事が出来るようになり、会社全体が活性化し、日々業務の改善が図れるようになりました。 更に、同年11月 JIS A-6514に認証取得により、自社製品をJISという国レベルの規格にそった製品管理を行うようになり、製品の高品質・安定化が実現されました。 もちろん、それぞれを維持していく為には会社全体での努力が必要ですが、「良い商品を安定的に供給」するという社会的立場を自覚し、ユーザーの皆様の要求事項に耳を傾け、今尚、CS(顧客満足度)を高める為日々努力を続けています。
【JQA品質マネジメント審査登録制度 品質システム登録証】
  • 登録証番号JQA-QM6491
  • 登録事業者株式会社 三邦 〒870-0319 大分県大分市大分流通業務団地二丁目7番地1
  • 登 録 日2001年4月27日
【日本工業規格表示認定書】】
  • 認定番号GB0808090
  • 認 定 日平成20年9月11日
  • 登表示認定品目JIS A 6514
  • 名  称金属製折板屋根構成材

ISOとは

ISO・・・International Organization for Standardization(国際標準化機構)の略で140ヶ国以上の加盟国が参加し、国際標準規格を策定しています。 ISOねじ、写真フィルムの感度(ISO400など)のように、工業製品そのものの国際規格もありますが、ISO9001・ISO14001 のように、管理の仕組みに対する規格もあります。 弊社が取得しているISO9001は国際標準化機構(ISO)にて1987年に制定された品質管理システムの国際規格です。 製品そのものではなく品質管理体制を規定するための規格です。 その後1994年に一部改正、2000年末にISO9000シリーズ規格が改正され゛品質マネジメントシステムの国際規格゛として大きく生まれ変わりました。 簡単に言えば
  • 社内での組織・体制を整備し責任・権限を明確にする。
  • 仕事の手順・ルール・基準を決める
  • 決めたとおり忠実に確実に実施する
  • 実施の証拠として記録を残す
  • 内部監査をして是正・改善する
というサイクルを繰り返し、お客様に満足・感動・安心・信頼していただくために、きちんと仕事をする仕組みづくりを実践しているというこです。 ISOに関する詳しい情報はこちらへ

JISとは

自由に放置すれば、多様化、複雑化、無秩序化する事柄を少数化、単純化、秩序化すること」ということができます。また、標準(=規格:Standards)は標準化によって制定される「取決め」と定義できます。 標準には、強制的なものと任意のものがありますが、一般的には任意のものを「標準(=規格)」と呼んでいます。 したがって、工業標準化とは、工業分野における標準化のことであり、我が国では, 国が定める工業標準として、 日本工業規格(JIS)が制定されています。 工業標準化の意義は、具体的には、自由に放置すれば、多様化、複雑化、無秩序化してしまう「もの」や「事柄」について、経済・社会活動の利便性の確保(互換性の確保等)、生産の効率化(品種削減を通じての量産化等)、公正性を確保(消費者の利益の確保、取引の単純化等)、技術進歩の促進(新しい知識の創造や新技術の開発・普及の支援等)、安全や健康の保持、環境の保全等のそれぞれの観点から 技術文書として国レベルの「規格」を制定し、これを全国的に「統一」又は「単純化」することであると言えます。弊社の商品においても、この国レベルの「規格」の基づいた物作りを実践していますJISに関する詳しい情報はこちらへ